深田恭子『劇場版ルパンの娘』の共演者に感謝「家族のような気持ち」

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深田恭子が27日、都内で行われた主演映画『劇場版 ルパンの娘』(10月15日公開)の完成披露舞台あいさつに、共演者の瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさ、武内英樹監督と出席した。

本作は横関大の同名小説を原作に、代々泥棒一家である“Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸)の禁断の恋が描かれたフジテレビ系連続ドラマの劇場版。2020年に放送されたドラマ2作目の後編がシリーズ最終章として描かれる。

深田は登壇すると、「作品というのはみなさんにお届けしてからがやっと完成。初めてみなさんにお見せするということで、すごくドキドキしています」と感慨深げにあいさつ。「こんなに長く同じメンバーで撮影する機会はなかなかない。本当に居心地が良くて、本当の家族のような気持ちになってくる。だからこそパート1、パート2、劇場版と作れたんだと思います」と共演者にも感謝の気持ちを述べる。

本シリーズの撮影中はほかの作品の役が入っていなかったといい、「ずっと同じ役を連続でやらせてもらっていて、間に別の役もなく、だからこそ(本作の撮影が)待ち遠しかったです」とにっこり。撮影は2月に行われたが、「本当に寒かったですし、みんなの寒い息が映っている」と深田。「『悔い改めな』とか普段発することがない台詞なので、その決め台詞がちゃんと言えるか心配だったんですけど、泥棒スーツに身を包むと発することができた」とも撮影を振り返った。

ドラマの代名詞ともいえる泥棒スーツを着ての演技は恥ずかしかったとも回顧。「特にパート1、パート2の方が人に触れる撮影が多くて。渡部さんはスタジオ内で歩くのも恥ずかしいって言っていました」と照れ臭そうにコメント。一方、劇場版ゲストの観月は「テレビで見ていた泥棒スーツを自分が着られた時は嬉しかった」と感激したとのこと。

家族愛がテーマの作品だが、深田は「最近絆を感じた瞬間」を問われると、「この現場です」と即答。「こうして再集結して映画公開に向けてみんなで進めていこうという、この(作品の撮影の)時間こそが大きな絆の時間だと思います」と述べ、共演者やスタッフを「頼もしいです」と労った。深田は「こうして発表できるのもみなさんのおかげ。家族の絆だったり、急に涙がほろりと出るシーンがあったり、見どころがたくさん。ぜひ、たくさんの人にご覧いただければ」と呼びかけていた。

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