米AMCの大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』のファイナルとなるシーズン11の放送が間近に迫るなか、ノーマン・リーダスはどのようなダリルとリックの再会を望んでいるのか明かした。米Comicbook.comが報じている。

シーズン9の中盤でリックは謎の組織CRM（市民共同体軍）のヘリコプターに乗って姿を消し、その後起きた6年のタイムジャンプの間にもダリルは彼を探し続けた。ファイナルシーズンにリックがカムバックするのか注目されているが、シーズン11の特別プレビューに登場したノーマンが、自身が望む二人の再会の形について語った。

「何が起きるだろうね...。偶然、リックに出くわして彼は微笑む。俺も笑って、おそらく少し涙を流すんじゃないかな。それで、俺は彼の顔をパンチするんだ」

そしてノーマンは、リックとダリルの兄弟のような関係についても言及している。「リックは感情的な刑務所からダリルを救ったと思う。彼はダリルを兄弟として受け入れたんだ。ダリルは兄弟について大きな打撃を受けたと思う。特にメルル（ダリルの実兄）が死んだ後はね。だけど橋の爆発でリックが消えて、ダリルは人生の短さや誰かがいなくなる可能性、いつ自分が死ぬかわからないことも痛感したんじゃないかな。キャロルの励ましでダリルは少し自由になったけど、それでも彼は今も心を閉ざしていると思う」

リックとダリルの再会の可能性についてノーマンは、今年7月にバーチャルで開催されたサンディエゴComic₋conで、「二人の再会を望んでいるよ。それを無駄にしたくないし、安っぽくもしたくない。本物にしたいんだ」と語っていた。

果たして、ファイナルシーズンにリック役のアンドリュー・リンカーンがカムバックし、ダリルと再会を果たす展開となるのだろうか？　その答えにも注目したい『ウォーキング・デッド』シーズン11は、AMCにて8月22日（日）に放送開始。（海外ドラマNAVI）

Photo:『ウォーキング・デッド』©Jackson Lee Davis/AMC