滝行ならぬ“湯行”で疲れを癒す。「ああ気持ちいい」渓谷の名湯【秘湯ロマン“げんせん”紹介】

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観ているだけで温泉気分に浸ることができ、目や耳、心まで癒される長寿温泉番組『秘湯ロマン』(隔週日曜、テレビ朝日・関東地区にて深夜3時から放送中)。

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、同番組の厳選回が配信されています。本記事では、「TELASA」ほかで配信されている厳選回の中から、「三重県 赤目温泉、榊原温泉を巡る旅」(2017年10月放送)の一部を紹介。(※記事内の情報は、番組が放送された当時のものに沿っています)

新型コロナウイルス感染拡大により、温泉のみならずなかなか旅行に出かけにくい期間が続いてきました。ゆっくり温泉に入りたいという人が少なくないと思いますが、まずは動画で温泉の気分を味わってみては?

◆地元で愛される“美肌の湯”でゆったり

“旅人”の梨木まいさんが訪れているのは、三重県の県庁所在地・津市から電車で40分、近鉄榊原温泉口駅。

人気の立ち寄り湯へ向かいます。標高700メートル、青山高原の森の中に湧く猪の倉温泉です。この「しらさぎ苑」は、地元で人気の入浴施設。泊まることもできます。広々とした“くの字型”の大浴場へ。内湯ですが、ガラス張りなのでとても解放感があります。pH9を超えるアルカリ性のお湯は独特の滑りがあり、美肌の湯と言われているそう。

これを目当てに訪れる人も多いという岩づくりの大きな露天風呂。お湯は、循環とかけ流しの併用になっています。肌をツルツルにする効果があると言われるメタケイ酸を豊富に含む猪の倉温泉のお湯。この源泉を利用して化粧水がつくられるほどで、女性にも人気があるそうです。広がる景色を見ながら、のんびり…。いつまでも入っていたいお湯でした。

◆滝行ならぬ“湯行”で癒される

一路、西へ。伊賀地方にある名所、赤目四十八滝に来ました。滝巡りを楽しんだ後は、車で5分ほどのところにある宿へ。森に囲まれた旅館、赤目温泉の「湯元赤目 山水園」です。創業1976年。一万坪の敷地の中に、17の客室と8棟の離れがあります。案内してもらったのは、離れ。10畳と8畳の二間続きで、風情あるつくり。奥には茶室もありました。

目の前には小川が! せせらぎがとても心地いいです。湯気の抜けが良い高い天井、六角形の湯船が印象的な内湯へ。湯船だけでなく、壁や天井までヒノキが使われています。無色透明のお湯は、ラジウム成分を含む冷鉱泉。源泉の温度は20℃未満なので、42℃ほどに温めているそうです。

滝巡りに疲れた足に、泡風呂がなんとも気持ちいい!屋根付きの露天風呂へ。森を吹き抜ける風が、肩を優しく撫でていきます。湯船の一角に、小さな湯の滝がありました。むかしの修験者にも思いを馳せ、滝行ならぬ“湯行”で疲れた体を癒します。梨木さんも、思わず「ああ気持ちいい」と一言。

美味しい伊賀の幸を味わった後は、大浴場へ。2つある大浴場は男女日替わりになっており、趣向の違うお風呂を楽しむことができます。赤目温泉のお湯は、さらりとして入りやすいのが特徴です。石づくりの露天風呂へ。ここにも打たせ湯がありました。かなり落差があり、ちょっと刺激的です。一軒宿の夜は、ただただ静か。

赤目温泉は、滝に癒されお湯に癒される、渓谷の名湯でした。※配信情報:『秘湯ロマン』
厳選39エピソードを「TELASA(テラサ)」「テレ朝動画」ほかで配信中!
・TELASA
・テレ朝動画

※本記事で紹介した「三重県 赤目温泉、榊原温泉を巡る旅」の動画はこちら

※記事内で紹介された宿や施設の情報は、『秘湯ロマン』公式HPからご確認ください。
(コロナウイルス感染拡大に伴う休業や営業時間の変更等については、宿・施設へお問い合わせください)

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