シンナーと酒におぼれ人生破滅…精神科病院の入退院を48回繰り返した男が、依存症の怖さを語る:じっくり聞いタロウ

取得元:https://dogatch.jp/news/tx/txplus_84913/detail/

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。8月20日(木)の放送では、薬物とアルコールに依存し人生がめちゃくちゃになった男性が登場し、決して戻りたくない奈落の依存生活を大暴露!

jikkuri_20200821_02.jpg
かつて依存症治療のために精神科病院の入退院を48回繰り返した渡邊洋次郎さん。最初に手を出したのはシンナー。中学2年の時に不良仲間にそそのかされたのが始まりだった。

最初の時は意識がなくなり、気が付いたときには河川敷にいて、その間の記憶がなかった。「不思議な感じ。心地悪くはない」という感覚だったそうで、それから夜遊びの時にはシンナーを吸いたくなり、さらには1日中吸ってる状態に。食欲もなくなり、当時の体重は40㎏ちょっとくらいになってしまった。

シンナーの窃盗や乱用で何度も逮捕されてもやめず、17歳のときには1年間少年院で過ごした。さすがに反省したかと思われたが、今度は未成年なのにお酒に手を出してしまう。ナンパした女の子に誘われるままにホストを始めるが、それが飲酒量を一気に増やす引き金に。

ホストになってすぐくらいから、ブランデー1本~1本半を飲んでいたという渡邊さん。店のトイレには血が飛び散り、「みんな吐いて飲んでるんや」と言われて、「そんなもんかなって思って飲むようになった」という。

jikkuri_20200821_03.jpg
客引きをしているときですらシラフの瞬間はなかった。出勤してまずお客さんのボトルを飲み、客引きをしている間も、少しずつアルコールが抜ける感覚があると「注ぎ足さなあかんなって感じで」とコンビニでお酒を盗み飲んでいた。アルコール依存となった渡邊さんは、接客中も手が震え、お客さんから「アル中ちゃうん?」と指摘されることも。

常軌を逸した飲み方はホストクラブでも通じず5店舗もクビに。自暴自棄になった彼は自室に引きこもり、シンナーとお酒にますます溺れることに。

jikkuri_20200821_04.jpg
さらに飲み方はひどくなり、「う○ことか小便とかゲロが飛び散っている部屋で泣きながら酒飲んで、シンナーでラリって、包丁で体切って火つけてみたいなことを毎晩繰り返していた」という。

同時に、金がないため、酒の窃盗を繰り返す。最後は、刃物を持ってコンビニに行き、「盗めなかったらヤバイからバレたら刺してしまってでも酒盗んで帰らんとあかん」という状態になっていた。人を殺すか自分を殺す前に「止めて欲しい」との思いもあり自ら呼んだ警察に「病気かもしれへんで」と言われたことで、20歳の時に精神科病院に入院。治療を受けることになった。

しかし、なぜ、10年間で48回も入退院を繰り返すことになったのか?

jikkuri_20200821_05.jpg
「閉鎖病棟に入れられて、暴れたら保護室に入れて。時期が来たら外に出すけど、また(お酒やシンナーを)使ったら戻ってきて入院して」というパターンを繰り返した渡邊さん。アルコール依存症、薬物依存症をはじめ、いくつかの精神疾患だと診断されるが、自分が病気であるという自覚はなく完全否認。治療プログラムにもろくに参加しなかった。

jikkuri_20200821_06.jpg
そんな中、渡邊さんは30歳頃にシンナーの窃盗で逮捕され、懲役3年の実刑判決を言い渡される。刑務所の中で犯した罪を反省し、「二度とやらない」と決意するが、刑務所を出て酒を飲んでしまう。その瞬間、"自分でコントロールしようと思ってもできない。これが依存症という病気なんだ"と気付き、依存症から回復するための治療に本気で取り組むようになったという。

それから約11年間、シンナーとお酒を断っているという。現在は依存症回復施設に正社員として勤務。自身の経験を活かして依存症に苦しむ人の相談に乗ったり、講演を通じた啓発活動を行ったりしている。

この放送は「ネットもテレ東」で期間限定配信中!

関連リンク
子持ちの姉キャバ嬢と交際!コオロギを食べる中国人女性とも...中川家・礼二が気になる元芸人のいま

5、6銘柄から始めるのがおすすめ! 2000万円貯めた主婦投資家が伝授する<株式投資テクニック>

穴という穴から垂れ流し...沢尻エリカが使用した薬物の上をいく”最も危険なドラッグ”とは?

「砂糖なしでは1時間も持たない!」離婚が原因で、20年間大量のお菓子を食べ続ける母

 

関連記事:

    None Found