「世界遺産の海」で水上生活をする人々とは

取得元:https://dogatch.jp/news/tbs/tbstopics_80759/detail/




家の中に秘密が…

世界遺産の海「ハロン湾」には、水上生活をする人々がいました。伝統文化の保存のため、今でも“暮らしながら管理をしている”そうです。
彼らはなんと、自宅の中で魚の養殖もしています。実際にその様子を見せてもらうと…何やら家の床板を剥がし、その下へと網をすくい入れました。

引き上げた網の中には魚の姿が。

これは、「チンム」という魚だそう。網を入れた床下を覗いてみると、たくさんの魚が泳いでいるのが分かります。

この地の住人は「家の下で飼育したほうが魚を守りやすい。変な物も食べさせないようにできる」と話します。

龍が舞い降りた場所?

ベトナムにあるハロン湾には“龍が舞い降りた”という伝説があります。
「ハロン湾」という名称もそれに関係しており、ベトナム語では「ハ=降りる」「ロン=龍」を意味します。

横浜市ほどの広さの場所には、約2000もの島が密集しており、まるで龍のようなシルエットをしたものもあります。

ハロン湾の島々には様々な形があります。これは、雨水による浸食を受けやすい「石灰岩」でできているためです。
浸食により一見、宙に浮いているようにも見える「アイスキャンディ」と呼ばれる島も存在しています。

浸食が進めば、やがて海に消える運命です。

このように“季節や時間ごとに美しさを変える”ハロン湾は、石灰岩の島々が織りなす光景が認められ、1994年に世界遺産に登録されました。

海に浮かぶ島々が、見る者を神秘の世界に誘います。

■6/7(日)の『世界遺産』



世界遺産

日曜よる6:00~

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