【インタビュー前編】『行列の女神』黒島結菜、鈴木京香との共演は「毎回新しい発見がある」
――汐見ゆとりは料理の才能に秀でたキャラクターとあります。実際にラーメンを作る練習もされたんですか？
ラーメンを作る練習は事前に一度ありました。ラーメンを作るシーンがあるので、自主的に湯切りの練習をしていたのですが、コメディー要素も大きい作品でもあるので、本番では面白さを追求することになって･･･（笑）。コミカルに調理するシーンに仕上がっています。監督がどう見せるかということを大事にしてらっしゃるのでそれに応えられるように頑張っています。
――黒島さんご自身はラーメンが好きですか？
好きです。ラーメンはもちろんなんですが、私、麺類がすごく好きなんです！ おそばとかうどんとかパスタとかも。ラーメンなら太麺が好きです！
――現場で登場するラーメンもかなりおいしいとか？
本当においしくて、カットがかかった後はスタッフさんや現場の様子をうかがいながら食べています（笑）。今では私がラーメンを食べるのをみなさん知ってくださっているので、「いただきます」と撮影が終わった後に堂々と食べさせていただいてます（笑）。
現場はスタッフさん含め、とてもいい方たちばかりで、みんなで作るワクワク感があるんです。それにラーメンが本当においしいんです（笑）。実際にラーメンを作っている方は、今回初めてドラマ制作に参加されたのですが、一生懸命にラーメンを作っている姿はとても楽しそうです。現場でみんなで一緒になって、いいモノを作る姿勢がワクワク感に繋がるのかなって思います。
――ちなみに黒島さんご自身は家で料理はなさるんですか？
します。時間があるときは自分で料理を作りますね。
――最近の得意料理はというと？
豚汁です。お野菜も食べられますし、豚汁とご飯でおなかいっぱいになるので、よく作ります。あと麺類が好きなので、簡単でおいしいパスタもよく作ります。祖母がよくステーキ肉を送ってくれるんですですけど、焦がしバターとパルメザンチーズだけで作るパスタがあって。ステーキと一緒に食べる簡単パスタが絶品です（笑）。
――この物語ではラーメン店のコンサルティングもフューチャーされていますよね。
これまで「コンサルティング」というワードを聞いたことがあったんですけど、"コンサルティング業"が具体的にどういうお仕事をするのか知りませんでした。でも、この作品で勉強させていただきました。
普段街を歩いて散歩をしていても「こんなところに新しいお店がオープンしたんだ」とか「この場所でお店をやるってことは･･･」ってコンサルティング目線で考えるようになりましたね（笑）。お店を経営するためにはいろいろなことを考えなければいけないということを改めて知りました。パン屋さんにすごく興味があるんですけど、「パン屋さんをやるんだったら、コンサルティングの目線から見ると何を気にしなければいけないんだろう？」と考えたり。台本を読むたびに「えっ、そうなんだ」と勉強になることが多いです。
――最後にドラマを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
このドラマはラーメンとコンサルティングが主軸となる物語。私は社会人の役を演じることがあまりなかったので、この物語を通じて教えてもらったような気がします。会社で働いた経験がないので「会社ってこうなんだ」と学ぶ部分も多かったです。それが観ている方たちにも伝わればいいなと思います。また日常に役立つこともいっぱいある作品なので、ぜひご覧ください！
（文・撮影：MAIMAI）
◆番組情報
『行列の女神～らーめん才遊記～』
4月20日（月）から毎週月曜夜10：00にテレビ東京で放送。
地上波放送終了後には動画配信サービス「Paravi（パラビ）」でも配信される。
関連リンク
ドラマ『行列の女神～らーめん才遊記～』公式サイト
パラビ『行列の女神～らーめん才遊記～』視聴ページ
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