【第96回箱根駅伝ダイジェスト記事】青山学院・吉田が逆転しトップに

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4区は短い区間ながらも、アップダウンや橋が連続し、ペースをつかみにくい複雑な区間。山登り区間へ向け、良いペースをキープして勢いをつかめるかがポイント。


首位の東京国際大の4区は3年生の佐伯。最初の1キロを2分47秒で走る。2位で追う青山学院・吉田、3位・國學院大の中西大翔は双子で、兄の唯翔は9区にエントリーしている。


5キロ地点で、青山学院・吉田と國學院大・中西が2位争いを展開、吉田が中西を引き離し、単独2位に浮上。


9キロ地点で先頭の東京国際大・佐伯と2位の青山学院・吉田との差が33秒となる。吉田は4区スタート時点から48秒差を詰めた。

 

東京国際大・佐伯は二宮の下り坂を独走状態で駆け降りる。その後を追う2位の青山学院・吉田はトップとの差を33秒に縮めて二宮を通過。3位で國學院大・中西、4位で帝京大・岩佐、5位で東海大・名取がそれぞれ通過。6位は駒澤大・小島。先頭とは3分近い差となっている。11大会連続3位以内を守っていた東洋大・渡邉は11位で二宮を通過した。

 

12キロを過ぎた地点で、佐伯の背後に吉田がじわじわと迫る。14キロ手前で吉田が佐伯を抜き、ついに青山学院がトップに立った。平塚中継所での1分21秒差を逆転した青山学院は、東京国際大と6秒の差を空けて首位をキープしたまま酒匂橋を通過。トップの青山学院とは1分2秒差で國學院大が3位につけている。4位だった岩佐に名取が追い付き、並走したまま酒匂橋を通過。熾烈な4位争いが行われている。

 

20キロ地点で吉田が区間記録を更新する可能性が出てきた。原監督は吉田に檄を飛ばす。トップで小田原中継所に入った吉田は1時間30秒で区間新記録を更新。
東京国際大は1分2秒差で2位。國學院大は1分28秒差の3位で襷をつないだ。
一方で、東洋大はさらに順位を落とし、14位で19キロ地点を走る。

 

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