萩原利久と尾崎匠海が“高スペック”月読くんにクレーム!?「やってらんない!」

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萩原利久さんが主演を務める土曜ナイトドラマ『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系、毎週土曜23:30~)が放送中です。

「BE・LOVE」(講談社)で連載中のアサダニッキによる同名コミックをドラマ化した本作。ストイックに生きるあまり食に興味を失ってしまったカリスマトレーナー・御神そよぎ(トリンドル玲奈さん)が、謎の年下料理男子・月読悠河(萩原さん)と出会い、物語が展開されていく新感覚の禁断グルメラブストーリーです。

第5話では、そよぎの後輩パーソナルトレーナーで、彼女に思いを寄せている穂波司(INI・尾崎匠海さん)と月読がバッタリ対面!? これから一体どうなってしまうのでしょうか……そんなドキドキの展開を前に、萩原さんと尾崎さんにお話を伺いました。

萩原利久と尾崎匠海が語るそよぎの魅力



――じつは、本日(撮影時)がほぼ初対面で、まだ共演シーンは撮影されていないんですよね。お互いの印象はいかがですか?

萩原:「肌が綺麗だな」ですね。

尾崎:僕は「イケメンだな」です(笑)。

萩原:お互い探っています(笑)。さっき、メイク室で挨拶したのがファーストコンタクトですよね。

尾崎:そうですね。挨拶の瞬間、僕メイクさんに顔のマッサージをされていて、ものすごい(顔の)状態で「おはようございます」と言っちゃいました(笑)。

萩原:(尾崎さんに向かって)改めてよろしくお願いします。(尾崎さんも深く頭を下げる)こうやって、共演するシーンを撮影するまでに、お互いのことを知れたらいいなと思っています。

――お互いのお芝居で期待することは?

萩原:いま撮っているのは、ほぼそよぎと月読の兄・朝日奈大河(浅香航大さん)とのシーン。尾崎さんとのシーンは、そよぎたちの前とは“フォルムの違う月読くん”になるので、楽しみにしています。

尾崎:(萩原さんの芝居が)めちゃくちゃ上手いので、僕は身を任せるだけです。強く当たる場面もあるので、そのときに感じたことをできればなと思います。

――萩原さんは尾崎さん演じる司のことを、尾崎さんは萩原さん演じる月読のことをどう思っていらっしゃいますか?

萩原:このシチュエーション(月読が、そよぎの夜食を作りにくる関係)を側から見たとき、司くんの(不審に思う)反応が至極真っ当なんじゃないかと思っています。状況を知っている人からすれば、月読くんはすごくいい人なんですけど、関係値だけを見たときに、自分で演じていても「一歩間違えたら不審者だな」「ストーカーと変わらないな」と思う瞬間があって(笑)。だから、不審者になりすぎないように、そして不快感を与えないように意識しながら演じています。

尾崎:月読くんは、モテる人の条件をすべて兼ね備えていると思います。「料理ができる」「イケメン」「気を使える」「ふとしたときにキュン台詞を言える」とか、なんかちょっとズルいなと思いました。不器用な司にはそういうところがない。司のまっすぐな部分はいいところなんですけど……やっぱり(月読のように)ミステリアスな方が大半の人は惹かれるんでしょ? 分からないですけど(笑)。

――萩原さんが演じていて、月読くんの「ここを見習いたい」と思ったところはありますか?

萩原:基本、全部見習うべきだと思います。スペックがあまりにも高すぎる!

尾崎:(笑)。

萩原:あれだけ料理作れたら無敵じゃないですか。ただ作るだけじゃなく、相手のシチュエーションにフィットするものを作る……。持つべきスペックとしては最上級なのかなと思います。それでいて人としての面も優れているし、 あんな男性が周りにいたらやってらんないですよ!

尾崎:やってらんないですね!

――(笑)。尾崎さんは、ステージでパフォーマンスをするINIとは違った「演技」という表現に挑戦されていますが、いかがですか?

尾崎:INIとはまた別に、お芝居にもすごく興味があって、ちゃんと演技ができる人になりたいなと思っています。俳優さんと接すると、いろいろなことを考えていらっしゃるし、アーティストの場では感じられないものを得られる印象があります。

――今回の出演にあたり、メンバーから反応はありましたか?

尾崎:最初に(別の作品で)出させてもらったときもそうだったんですけど、メンバーは、みんな「すごいな!」って、すごく喜んでくれるんですよ。

萩原:いいなー!

尾崎:いい人たちです。メンバーに恵まれてよかったです(笑)。

――そよぎのどんなところに魅力を感じていますか?

萩原:圧倒的にごはんを美味しそうに食べる姿ですね。毎話「幸せそうな顔ってみんなに広がるエネルギーがあるな」と思いながら演じています。美味しそうに食べてくれるって、作った側からすると、こんなにも嬉しいことなんだなと実感しました。

尾崎:僕といるときは、“プロフェッショナルなそよぎさん”なんですが、(司は)それに憧れ、尊敬しているところがあるので、そよぎさんのストイックさは素敵だなと思います。

――お2人自身はどんな女性に魅力を感じますか?

萩原:趣味でも仕事でもなんでもいいんですが、一生懸命な人・何かに打ち込んでいる人は好きですね。僕自身がかなり趣味に生きているので、何かに熱中していて、自分の好きなものに正直な方にすごく惹かれます。

尾崎:ちょっとミステリアスで、掴みどころがないんだけど、蓋を開けてみれば、尊敬できる部分があって……ちゃんとビジョンを持っている方は素敵だなと思います。

食のこだわりと得意料理は?



――「料理ものドラマ」はひとつのジャンルとして確立されていますが、ご自身がご覧になるときもその魅力は感じていらっしゃるんですか?

萩原:より食べものを綺麗に・美味しそうに映しているので、食欲をそそられることが多いですね。でも今回は、作る側なので、食べるシーンがほとんどない。参加しているのに、見てる側みたいな感覚になる瞬間がたまにあります(笑)。

尾崎:見ていたらマネしたくなりますね。新幹線の中でごはんを食べるドラマを見たんですけど、自分が新幹線に乗ったときにマネしていろいろ買って食べたり、美味しそうな料理がいっぱい出てくるアニメ『食戟のソーマ』で、からあげが出てきたときは、それをマネして作ってみたり……影響を受けちゃいます。

――コロナ禍を通して、改めて「人と食卓を囲む」重要さや楽しさを感じた期間だったのではないでしょうか。

萩原:みんなで食べるのが当たり前だったときって、その良さに気づかなかったんですが、制限されることによって、“どれだけ幸せなことだったのか”を感じました。最近、久々に撮影現場でスタッフの方と食事をしたんですが、シーンではない食事の時間って、一番コミュニケーションがとれる瞬間なのかなと思いますし、やっぱり、みんなで食べるっていいなと思いました。

尾崎:1人で食べるより、みんなで食べた方が美味しいじゃないですか。食事って、目と目を合わせて話しながら食べることに意味があるのかなと思っていて……。メンバーと食べるときもそうですが、食事をすることで「繋がり」を感じることもあるので、いい時間だなと思います。

――食べることがモチベーションになることもあるのですか?

萩原:僕、現場中はお菓子をつまむことが多くて、それがないと、パフォーマンスが落ちる気がします(笑)。現場の期間中は、朝にチューイングキャンディ、チョコ、梅系のものなど、その日食べるお菓子を1個買って、現場に持っていくのが習慣になっています。

尾崎:僕は焼肉が好きで、それをご褒美に頑張っています。1人で行くこともありますし、メンバーと行くときはメニューが決まっていて、ハラミとタンをずっと食べています。

――食のこだわりがあれば教えてください。

尾崎:たまごかけご飯にあう醤油にこだわっていて、2000円くらいするものを使っています。

萩原:高い! たまごも高いものを選んでいるんですか?

尾崎:そこはあまり気にしないんですけど、その醤油がめちゃくちゃうまくて……気持ちの問題なのかな?(笑)。

萩原:僕は、基本的にサラダに何もかけたくないんです。トマトが好きなので、素材の味を楽しみたいな、という気持ちがありますね。

――得意料理があれば教えてください。

萩原:得意料理と言えば、カップ麺です。お湯を沸かすのは得意です。

尾崎:(笑)。

――料理はまったくしなかったんですね。

萩原:そうなんです。だから今回、このお話をいただいたときに「マズいな」と思いました。当然、調理シーンがあって、手元も映るでしょうし、自分の手をいろいろなメディアで出しすぎたせいで「吹き替えをやるとバレるな」というのがありまして(笑)。ごまかしがきかない分、焦りました。包丁に関しては手すら添えられない状態だったので、とにかくいっぱい練習しました。

尾崎:僕は、ふだん料理という料理はあまりやらなくて、鶏むね肉を切って、アスパラちぎって焼いて、タンパク質を多めにとる、みたいなことはしています。

萩原:いや、フライパン使ってるなら、もうそれは料理だよ。

――(笑)。共演シーンはまだ撮影前ですが、脚本を読んだ時点での注目ポイントを教えてください。

萩原:意外とこの2人(月読と司)のやりとりが物語に影響して、ターニングポイントになる気はするので、今までとは違った“いいシーン”になるのではないかなと思っています。

尾崎:司にとっても本当に大事なシーン。司の心情が変わる場面でもあるので、2人の変化を見ていただけたらなと思います。

取材・文:浜瀬将樹
写真:松本理加
スタイリング:石井玲子(DEXI)
ヘアメイク:花村枝美(MARVEE)

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