Jリーグの開幕30周年を記念し、若い女性向けのファッション誌『NYLON JAPAN』とコラボした別冊号が出版された。誌面を飾るのは、おしゃれなファッションに身を包んだイケメン選手たち。この別冊号はJリーグによる新たなファン層の獲得を狙ったコラボ企画だったが、実は各クラブでもファッションをきかっけに人気の拡大を図る取り組みが進められていた。
中でも、北海道コンサドーレ札幌はビジュアル面の強化にいち早く着手。パリコレに参加し、アディダスやバートン、ユニクロなどの有名企業ともコラボしている世界的なファッションデザイナーの相澤をクラブのクリエイティブディレクターに迎え、グッズやユニフォームなどを刷新している。
相澤が考えたのは、チームを強くするための新たなデザインだった。いったい相澤はクラブイメージをどのように洗練させていったのか。そして、他に類を見ないスタイリッシュなユニフォームは、どのように生み出されたのか。心血を注いだというデザインのこだわり、そして相澤の思いが明らかになる。
また、物販収入が常にJリーグトップを誇る浦和レッズのグッズ戦略や、新たなブランディングに挑む名古屋グランパスのプロジェクト、Jリーグが行っているファッションブランドとのコラボ展開なども紹介。日本サッカーを発展させるための新たな“魅せ方”を紐解いていく。
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