淵上泰史、松本若菜からの“ラブシーンの先生”発言「大至急やめてほしい」と苦笑

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『復讐の未亡人』(テレビ東京、毎週木曜26:35~)と、ドラマ24『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)と、同クールにテレビ東京のドラマ2作品に出演する淵上泰史さん。ワイドショーで“女優を綺麗にみせる俳優”“ワイルド系俳優”としても話題になり、『復讐の未亡人』で共演する松本若菜さんからは「ラブシーンの先生」と言われるほど!? そんな淵上さんに、俳優として意識していることや今後の目標、出演作で演じる役についてお話を聞きました。

――同クールで同じ局のドラマに出演するという話を聞いた時、どんなお気持ちでしたか?

こういうことは初めてで、まずマネージャーさんに「被りませんか?」みたいなお話はしました(笑)。マネージャーさんも頑張って、いろいろやってくれまして。話も違えば、役も全く違うので、芝居の差をつけたいという気持ちはありましたし、まずは楽しまなきゃいけないなと思いました。

――それぞれの脚本を読んだときの印象を教えてください。

『復讐の未亡人』は、テーマが復讐。暗い話すぎると、視聴者も面白くないと思うので、希望が持てるよう、どこか明るい方に向かっていくような芝居をしていこうと思いました。『雪女』はロードムービーという感じもして。脚本をいただいた時、僕だけ北海道のロケに行けないとのことだったので、みんな北海道に行けていいなと思いました(笑)。

――『復讐の未亡人』では、主人公・鈴木密(松本)の復讐を助ける鈴木陽史役を演じていらっしゃいますが、どのような役作りをされたのでしょうか?

密に対して少し恋心があるけど、成就せず、一生同じ距離感のままいく切ない役です。双子の兄でもあり、自殺した密の夫の優吾(平岡祐太)は“光”で、弟の陽史は“影”だと感じたので、笑顔はない方が良いなと思って芝居をしていました。あと、声のトーンもちょっと落とし、後半のことを考えてテンションも同じような感じで、恋愛にはあえて比重を置かないようにして。陽史を演じていて、“誰かを好き”という気持ちがあれば、何でもできるんだなと思いましたね。

――『雪女と蟹を食う』では、勝村政信さん演じる小説家・雪枝一騎の編集担当者・巡健人を演じますね。

これまた裏方の役。一騎の小説家としての才能も信じて、バックアップしたいという気持ちのある熱い男なんですけど、一騎の妻の彩女(入山法子)を誘惑するシーンもあって。未だに僕は健人が何をしたかったのか、分からなくて。二面性もあり、僕の中では登場人物の中で、一番怖い人物でした。原作にない役だったので、探りながら自由にやろうと思いました。

『復讐の未亡人』の復讐の陽史とは、佇まいや声のトーンを意識して変えたので、僕の芝居の違いも楽しんで見てもらえるとうれしいです。

――『復讐の未亡人』は松本さんの妖艶なシーンも話題になっていますが、そんな松本さんから「ラブシーンの先生」と呼ばれていると伺いました。

撮影の休憩の時に、松本さんから「濡れ場、結構やってるよね。濡れ場の時に何か気をつけていることあるの?」と聞かれて。僕としてはそんなに多くないとは思っているのですが、「濡れ場は、撮影部、照明部、俳優部がチームになって、女優をキレイに見せないといけないから、肌に触れるし手の置き方や添え方は気を付けているかもね」みたいなことをお話したと思います。

それを経て、僕が『ポップUP!』(フジテレビ系)のドラマに出演した際、番宣で出演されていた松本さんが「ラブシーンの先生」と発言されて、そんな感じになっちゃったのですが、僕としては大至急やめてほしいんです(苦笑)。

――そうなんですね(笑)。ちなみに、ラブシーンに苦手意識はありますか?

いえ。そういう話だったら、もう思いっきりやるしかないという感じですね。ちなみに、そういうシーンは監督が男性を投影して演出される事もあるので、すごく怒られることもあるんです。例えば、「触り方はそうじゃない!」とか。たまに監督の私情も入ってきたりもするので、「え?」って思う事もありますが、まぁいっかと思って、それはそれですごく面白いです。

――ラブシーンで相手をキレイに見せるため、手の置き方や触り方以外にも何か意識していることはありますか?

映画『花宵道中』での安達祐実さんと濡れ場のシーンは、冬の京都・太秦での撮影だった為、すごく寒くて。カットがかかる度に安達さんに毛布をかけて少しでも寒さを和らげないといけないな……と何となく気をつけていたと思います。

――『復讐の未亡人』で一緒のシーンが多かった主演の松本さんとは共演経験もあり、仲もよかったとのこと。松本さんは淵上さんからの“松本さんの主演を支える”という言葉がうれしかったとおっしゃられていましたが、松本さんはどんな印象ですか?

松本さんは、役者として結構下積みを重ねられていますが、脇役でもすごく存在感を発揮されていて。キレイなのにメーターを振り切るようなお芝居もされるので、面白いなぁと思っています。

“苦労”と言葉にすると簡単ですけど、それを経て主演を任されるというのは凄いことです。本当に頼もしいなと感じていて、久々に一緒に芝居が出来て、楽しかったですし、僕は勝手にどこかで同志だと思っています。

――今後、役者としての目標をお聞かせください。

今の大きな目標は、単独で主演を務めることです。役者をやる以上、僕はどこかで主演の立場にいかなきゃいけないという思いがあるんです。今、映画やドラマはやっぱり若い子が主演にキャスティングされます。僕はもう若くもない。僕を主演で使っても視聴率がとれるのか、映画の動員数が少ないんじゃないかと自分でも思いますが、10年脇役でやってきて、そろそろという思いもあります。もちろんできないかもしれない。でもやってる以上、可能性があるわけで、そういう意味でもひとつひとつ目の前にある仕事をしっかりやり、結果を残しながら、「淵上、面白い」と思ってもらえるように頑張りたいです。

<『復讐の未亡人』episode5 8月4日放送>

新たな進展が無い中・鈴木密(松本)はシャワー越しに、夫・優吾(平岡)の双子の弟で探偵の陽史(淵上)と、22年前の幼い頃を振り返っていた。幼馴染だった3人。当時、密=美月は母・薫(信川清順)の連れてきた継父・村神圭一(森岡豊)からの度を超えた溺愛に苦しみ、母からも憎まれていた。そんな美月を守るため幼い陽史は、お守りとして小瓶を手渡す。密=美月と陽史2人だけの秘密、過去と真実が明らかに……。

<『雪女と蟹を食う』第5話 8月5日放送>

死ぬ前に蟹を食べるため北海道へ向かう北(重岡大毅)と雪枝彩女(入山)。遂に2人は北海道へと到着する。フェリーで函館港に降り立った2人は、函館の朝市を巡ることに。その風景になんとなく既視感を覚えた北。そこはかつてテレビ番組で見た朝市だった。更に、彩女もその市場にはある思い入れがあり……。2人は人生最期の地を稚内と決め、さらに北へと向かうが、ホテルでのある会話をきっかけに思いがすれ違ってしまう。

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