本作は、30代になった玉森がパイロットに扮し描かれる働く大人の仕事と恋の物語。空と空港という、現実と非現実の“乗り継ぎ地”を舞台に繰り広げられるパイロットと女性管制官のラブストーリーとなっている。玉森が演じるのは、何かとトラブルに巻き込まれがちで、“ツイてるコーパイ”の異名を持つ副操縦士・倉田粋だ。
悪天候に巻き込まれた際、的確な指示で救ってくれた航空管制官を探していた粋。飲み会で知り合った管制官訓練生の河原かすみ(玉城ティナ)に「私です」と言われたことを友人の航空整備士・酒木ジェームス(尾上右近)に伝えると、「イメージが違うだろ。お礼も聞かずに無線をバッサリだぞ」と彼女が声の正体であることを否定。「どっちかっていうと愛想のない方」と真夢ではないかと粋に言う。
そんな真夢の搭乗訓練の日がやって来る。行先は真夢の地元・青森。粋が副操縦士を務めることから「何かありそう」と機長の喜多見七海(吉瀬美智子)は言うのだが、何もトラブルが起こることなく青森空港に着くことができた。しかし、到着した途端にエンジンに不具合が見つかってしまい、粋は青森に一泊することになる。
青森空港内を歩いていると、除雪隊「ホワイトインパルス」の展示を発見した粋。近くに“伝説の隊員”の畑があると教えられたので訪ねてみると、そこはなんと真夢の実家だった。
一緒に夕飯を食べ、家族と交流し、真夢の生い立ちなどを聞いた粋。その帰り、真っ暗な田舎道を1人進むこととなった粋に、真夢は「行きたいところがあるから」と懐中電灯を持って着いてきてくれる。さらにその道中、真夢がなぜ管制官になったかという理由を聞いて、距離が近づく2人。青森の夜景を見つめながら「夜の管制塔から見える飛行機を見よう」と約束するのだった。
SNS上では、このシーンに対し、「エモい!」「甘酸っぱすぎる」といった反応や「粋くん、早く声の主に気付いて!」といった声が見られた。
次回、第3話は8月5日に放送。粋は声の持ち主が真夢だということに気付き……。
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