広島県出身という奥菜は「山を見て育ったので、のどかな空気感には憧れがあるんです。実際に暮らせるかどうかはわからないですが、番組は子どもたちと一緒によく観ているんです」と今回の一軒家にも期待を寄せていた。
◆一面雪景色の深い山のなかにポツンと一軒家!
島根県の深い山のなか、広島県との県境に近い場所にポツンと一軒家を発見。棚田のような畑も確認でき、建物は一列に3軒ほどが並んでいるようにも見える。
近くには川が流れており、松崎は「出雲といえば、お蕎麦屋さんじゃないかな。こんな山奥にお蕎麦屋さんがあったらいいと思うなあ」と、風光明媚で自然豊かな蕎麦店を想像。
衛星写真で見る限り、棚田は広大な面積ではなく、所ジョージが「自給っぽい雰囲気ですよね」とその印象を語ると、奥菜も「若いファミリーが自給自足で暮らしていてほしいですね」と予想する。目指すポツンと一軒家から山を越えた最寄りの集落で捜索を開始。衛星写真で確認してみると、最寄りの集落から一軒家まではかなりの山深さだ。
しかもこの日は1メートル以上の積雪があり、一面が雪景色。そんな雪深い集落で住人に衛星写真を確認してもらうと思わず「ここはどこだ?」と言うほどでまったく見当がつかない様子だ。しかし、この先には2軒ほど一軒家があるのだという。「道は除雪されているので通れると思いますよ」と教えてもらうことができ、捜索隊は一路、山を目指すことに。
集落からしばらく進んだところで除雪作業中の男性と遭遇、衛星写真を確認してもらう。すると、目指す一軒家は、さっき住人から教えてもらった2軒よりもさらに山深い場所にあることが判明。山道沿いに神社があり、さらにその奥に90歳前後の男性が暮らしている一軒家があることを教えてくれた。
ここから先の山道は除雪もされていないようで「雪が深いから気をつけてください」と声をかけられると、捜索隊は「車は四駆でスタッドレスタイヤだけど、大丈夫かな…」と思わず不安顔に。山へと入っていくと道はどんどん雪深くなり、タイヤを滑らせながらも慎重に一軒家をめざす。その途中、さきほどの話で聞いていた神社の看板を発見。捜索隊は山陰地方で最古の狛犬といわれる「異形狛犬」があるというその神社に参拝へ。しかし、あまりの雪深い道のなかで社殿へ行くにも四苦八苦するばかりだ。
そして、神社を後にして目指した今回のポツンと一軒家は、さらに深く雪が積もった山奥にあった! 所が「100回の節目に、とても素敵な人生劇場を見ることができました」と語った、深い山奥での暮らしぶりが明らかに。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2021年2月28日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局
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